研究課題/領域番号 |
19340081
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中村 新男 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50159068)
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研究分担者 |
岸田 英夫 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (40311633)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2008年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2007年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
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キーワード | 光物性 / 分子性固体 / カーボンナノチューブ / レーザー分光 / 三次光学非線形性 / ナノチューブ / 非線形光学現象 / 非線形光学応答 / 電場変調分光 / 励起子 |
研究概要 |
カーボンナノチューブとその複合系および金属ナノ粒子の3次非線形光学応答の巨大化とそのメカニズム解明の研究を行った.単層カーボンナノチューブでは、一次元的な構造に特徴的な電子状態に共鳴して非線形性が増大することが明らかになった.さらに、C84フラーレンをナノチューブに内包させると、さらに非線形性が増大することを初めて明らかにした.また、金属ナノ粒子の場合、そのサイズを変えることによって光学非線形性の起源が、金属電子による表面プラズモン効果から分子的な性質である量子サイズ効果へクロスオーバーすることがわかった.
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