研究課題/領域番号 |
19340155
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
佐藤 時幸 秋田大学, 工学資源学部, 教授 (60241668)
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研究分担者 |
尾田 太良 東北大学, 理学研究科, 教授 (60108454)
北 逸郎 九州大学, 比較社会文化研究科, 教授 (10143075)
丸山 俊明 山形大学, 理学部, 教授 (70165950)
神谷 隆宏 金沢大学, 理学部, 教授 (80194976)
天野 和孝 上越教育大学, 学校教育学部, 准教授 (50159456)
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連携研究者 |
尾田 太良 東北大学, 理学研究科, 教授 (60108454)
北 逸郎 九州大学, 比較社会文化研究科, 教授 (10143075)
丸山 俊昭 山形大学, 理学部, 教授 (70165950)
神谷 隆宏 金沢大学, 理学部, 教授 (80194976)
天野 和孝 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (50159456)
根本 直樹 弘前大学, 理工学部, 准教授 (20208292)
山崎 誠 秋田大学, 工学資源学部, 助教 (40344650)
千代延 俊 東北大学, 理学部, COE助教 (40526430)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2007年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 層序 / 古生物学 / 古海洋 / 地質 / 微化石 / 石灰質ナンノ化石 / 有孔虫 / 同位体 / 層位・古生物学 / 古海洋学 / 地質学 / 古生物 / 北極 / 高緯度 / 新生代 / 古海洋環境 |
研究概要 |
本研究では、石灰質ナンノ化石から海洋水塊構造の崩壊様式の復元、および東西赤道太平洋の海流システムの変遷、浮遊性有孔虫化石からの古海洋環境への応用、および窒素同位体変動からの栄養塩供給システムの解明などについてまとめた。すなわち、石灰質ナンノ化石からは、海洋循環システムと関連して、気候変動が海洋表層の成層化に影響を与え、それが栄養塩量と密接に関係する事、そのような成層構造と関連する海洋環境を下部透光帯種と上部透光帯種およびコッコリスのサイズ変化などから詳細に復元する事に成功した。さらに、生物生産量変化のシステムからエルニーニョと関係する東西赤道太平洋の海流システムのバランスを解明し、大気循環と絡めた全地球規模の環境変動システムについてまで言及した。浮遊性有孔虫では、Neogloboquadrina pachydermaとN.incomptaの生態が古海洋変動解明に重要である事を示した。このような微化石の古生態と相まって、これらの生産量と密接に関連する栄養塩の供給システムを窒素同位体組成から循環モデルを提示する事に成功した。
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