研究課題/領域番号 |
19360047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
東郷 敬一郎 静岡大学, 工学部, 教授 (10155492)
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研究分担者 |
島村 佳伸 静岡大学, 工学部, 准教授 (80272673)
荒木 弘安 静岡大学, 工学部, 助教 (60115433)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2007年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 応力腐食割れ / モンテカルロ・シミュレーション / き裂発生 / き裂合体 / き裂進展 / 表面き裂 / 分布き裂 / オーステナイト系ステンレス鋼 |
研究概要 |
構造用金属材料における応力腐食割れ(SCC)、材料、応力および腐食環境の組み合わせの下で、微小なき裂の発生と合体、き裂進展、そして多数の大きなき裂の形成あるいは最終破壊というミクロからマクロにわたる階層過程により生じる。本研究では、微小き裂発生に対する確率過程とき裂の合体と進展に対する破壊力学に基づいて、SCC過程のMonte Carloシミュレーションを開発した。特に、本シミュレーションでは、平滑表面における半楕円表面き裂の影響と部材の応力分布の影響を考慮できるようにしている。鋭敏化処理したステンレス鋼SUS 304に対するシミュレーション結果は実験により観察されるSCC挙動を再現しており、本シミュレーションは実構造物おけるSCC挙動の予測に適用できることを示した。
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