配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2008年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2007年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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研究概要 |
(1)Pt-Zr-Hf-Ni系アモルファス合金の機械的特性と切削性の向上 (1)切削性評価用薄膜ライブラリの製作 これまでの研究で見出されたPt-Hf-Zr-Niの合金組成を中心に,組成をCAPDにより変化させた切削性評価用の薄膜ライブラリを製作し,切削性を評価した. (2)切削性および機械的特性の評価方法 上記薄膜ライブラリを,SPD工具による超精密切削加工機にセットし,周速,切り込み量を一定に制御しながら切削加工を行い,加工後の表面粗さを三次元表面構造解析顕微鏡にて測定することで,切削性を評価した.その結果,Pt-Zr-Hf-Ni系アモルファス合金では,Pt_51Hf_20Zr_17Ni_12が最も切削性,機械的強度が優れていることを確認した. (2)ガラス成形金型に適した新しいアモルファス合金の探索 ガラス成形用金型材料などに適用可能な結晶化開始温度1,073K以上の耐熱性アモルファス合金を,コンビナトリアル探索・評価技術を使用して探索した.その結果Pt-Zr-Ni系において,より機械的強度の優れるガラス成形金型に適した新しいアモルファス合金が存在する可能性を見いだした.
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