配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2007年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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研究概要 |
建物群に作用する横力(drag force)を直接高精度で計測する装置を開発,これを適用した大規模かつ系統的な風洞模型実験に基づき,複雑な都市幾何形状に対するバルク運動量輸送係数を同定した.また,バルク運動量輸送係数同定実験と同スケールで,塩分濃度法に基づき街路面からのスカラー輸送量を高精度に計量する風洞実験システムを開発,これを適用した大規模かつ系統的な風洞実験に基づき,複雑な都市幾何形状に対するバルクスカラー輸送係数を同定した.これらの詳細かつ膨大な実験データに基づき,両バルク輸送係数が如何なる幾何パラメータで支配されるのか,またそのスケーリング特性について検討を加えたところ,高さ分布や平面配置のランダム性が活発な乱流輸送を招来,両輸送係数に大きな影響を付与することを定量的に明らかにした.
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