配分額 *注記 |
20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2007年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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研究概要 |
これまで膨張黒鉛製造に使用されていなかった粒径が50及び30μmの試料においては,電気化学処理時の印加チャージ量を増加させることにより,全ての粒子を膨張させることが可能となった.また,3μmの微粒子黒鉛においては,黒鉛をシート状に成形することで,シート表面で膨張化が認められ,膨張化に至ることが明らかとなった.真空ラインを用いた合成によってアンモニアの三元系黒鉛層間化合物合成を可能とした.この手法により,平均粒径15μmの天然黒鉛フレークで黒鉛層間化合物形成が認められ,これを急速加熱処理することで膨張化に至った黒鉛粒子が認められた.この時,合成のために凝縮したアンモニアの回収については,過剰に用いた分は,100%可能とした.
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