研究課題/領域番号 |
19360357
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
中川 紳好 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70217678)
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研究分担者 |
野田 玲治 群馬大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70303708)
辻口 拓也 群馬大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10510894)
中里 勉 群馬大学, 大学院・工学研究科, 助教 (30323330)
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連携研究者 |
辻口 拓也 群馬大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10510894)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2007年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | 電極構造体 / 直接メタノール型燃料電池 / メタノールクロスオーバー / 多孔質体 / 質量分析 / 物質移動 |
研究概要 |
申請者らの多孔質板を用いた新規電極構造体内部のガス層にキャピラリープローブを挿入し、直接メタノール燃料電池(DMFC)発電運転時の質量分析を行って、電極反応での中間生成物の生成状況と物質移動状況およびそれらが発電特性に及ぼす影響を調べた。ガス層中のメタノール組成に平衡な液組成は通常の液供給のメタノール濃度と同程度になっていることが分かった。中間生成物の主な成分としてギ酸メチルがあり、その生成速度はメタノール分圧/水蒸気分圧の比の2乗に比例して増大することが分かった。ただし、通常の条件下ではその生成割合は小さく、発電効率に影響しないことが分かった。カソードの外側に撥水性多孔質膜を配置することで、カソード生成水のアノードへの移動を促進することができ、出力を増大させることができた。カソード表面に直に重ねるよりも、適当な空間を空けて配置するのが効果的であることを明らかにした。
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