研究課題/領域番号 |
19360430
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
出光 一哉 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (10221079)
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研究分担者 |
稲垣 八穂広 九州大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (80203199)
有馬 立身 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教 (60264090)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 放射性廃棄物 / ベントナイト粘土 / 還元環境 / 鉄イオン / みかけの拡散係数 / 分散係数 / 間隙水pH / アルカリ土類金属 |
研究概要 |
ベントナイト粘土中のイオンの移行挙動は、放射性廃棄物処分の安全評価のため重要であるが、地下の還元環境を模擬した実験は困難であった。また、イオンの中には移行の極めて遅いものがあり、その移行パラメータを現実的な期間で得るための手法が必要とされていた。提案者らは、電気化学的手法を用いて、ベントナイト粘土中に安定な還元環境を生み出し、粘土中のイオンの移動を加速して移行のパラメータを得る手法を開発した。本手法を用いることにより、ベントナイト中に安定した還元環境を生成することに成功し、その環境における鉄イオン、アルカリイオン、アルカリ土類イオンの拡散係数、分散係数を得た。
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