研究課題
基盤研究(B)
本研究では、廃プラスチックを熱分解炉に供給し、得られるガス状の熱分解生成物を、Ru触媒が充填され、加熱された改質炉に水蒸気と共に供給し、改質反応を生じさせることによって、小規模な設備で水素リッチな燃料ガスを製造する新たなプロセスを検討した。ポリプロピレンを用いた実験条件の範囲内においては、熱分解温度は673K、触媒担持量は5wt%が最適であることを明らかにし、水素濃度が70%を超える水素リッチな燃料ガスの生成に成功した。改質温度は、853K まで下げることができた。
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