研究課題/領域番号 |
19370036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
長谷部 光泰 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 教授 (40237996)
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研究分担者 |
村田 隆 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 准教授 (00242024)
日渡 祐二 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 助教 (10373193)
棚橋 貴子 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 助教 (40414015)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2008年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2007年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | ポリコーム遺伝子 / CLF / FIE / 世代交代 / 進化 / 胞子体 / 配偶体 / 幹細胞 / 相転換 / 植物 / 生活史 |
研究概要 |
ヒメツリガネゴケPpCLF 遺伝子は配偶体世代で胞子体多能性幹細胞(胞子体頂端細胞)形成を抑制する働きを持っていることがわかった。そして、受精後にその発現が消失することによって、受精卵は胞子体幹細胞を形成し、胞子体幹細胞が活性を持つ間、胞子体は伸長を続ける。従って、ヒメツリガネゴケPpCLF 遺伝子はシロイヌナズナCLF 遺伝子と異なり栄養成長を抑制し、生殖成長を促進する働きがあることがわかった。このことから、PpCLF 遺伝子のターゲットの変化によって、陸上植物の2倍体世代延長が引き起こされた可能性が高いことがわかった。
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