研究課題/領域番号 |
19370105
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理人類学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
渡辺 一志 大阪市立大学, 都市健康・スポーツ研究センター, 教授 (50167160)
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研究分担者 |
藤原 勝夫 金沢大学, 医薬保健研究域医学系, 教授 (60190089)
国田 賢治 札幌国際大学, スポーツ人間学部, 教授 (20316003)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | 運動準備 / 構え姿勢 / 脳賦活 / 末梢循環 / 自律神経 / 運動経験 / 頚部前屈姿勢 / 筋血流 / 近赤外分光法 / 課題依存性 / 相乗効果 / 微少神経電図法 / 交感神経活動 |
研究概要 |
頚部前屈姿勢(構え姿勢)保持に伴う脳の賦活作用が、体性神経系への影響のみならず、自律神経系へも影響を及ぼし四肢の筋血流の増加を惹起させる。この現象は、上肢群では上肢筋の下肢群では下肢筋の筋血流が選択的に増加することが明らかにされ、運動経験によって修飾される自律神経の支援機構であることが示唆された。また、運動の遂行課題を付加した場合に、脳賦活作用が上肢血流に認められた被験者では、局所性の筋血流増加に有意な課題依存性の影響は認められなかった。しかしながら、脳賦活作用の認めらなかった一部の被験者において、課題依存性に伴う血流増加が認められ、その可能性が示唆された。
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