研究課題/領域番号 |
19380059
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉村 徹 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (70182821)
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研究分担者 |
邊見 久 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (60302189)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2009年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2008年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2007年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | D-アミノ酸 / D-セリンデヒドラターゼ / D-セリン定量 / ピリドキサルリン酸 / スクレイピー / 細胞性粘菌 / Saccharomyces cerevisiae / Escherichia coli / D-セリン / セリンラセマーゼ / カイコ / 出芽酵母 |
研究概要 |
本研究では、Saccharomyces cerevisiaeに新奇D-セリンデヒドラターゼを見出し、その酵素学的性質を解明した。また同酵素の高い基質特異性を利用したD-セリンの新規酵素定量法を構築した。一方、BSEのモデル動物であるスクレイピー感染ハムスターで、病状の進行と各種臓器におけるD-アミノ酸濃度の変化を検討した。さらにD-アミノ酸と発生の関係を明らかにするため、単細胞から多細胞へと生活環を変化させる細胞性粘菌、Dictyostellium discoidiumをとりあげ、同菌が3種のD-セリン代謝酵素、すなわち動物型セリンラセマーゼ、D-セリンデヒドラターゼ、D-アミノ酸オキシダーゼを有することを明らかにした。さらに、細菌のアラニンラセマーゼや酵母のD-セリンデヒドラターゼと一次構造上の相同性を持ち、細菌から哺乳動物まで広く分布する機能未知タンパク質(UPF0001)のE.coliホモログであるYggSの機能解析を行った。
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