研究課題/領域番号 |
19380108
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鈴木 徹 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (70344330)
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研究分担者 |
橋本 寿史 名古屋大学, 生物機能開発研究センター, 助教 (30359757)
宇治 督 独立行政法人水産総合研究センター, 養殖研究所, 研究員 (40372049)
有瀧 真人 独立行政法人水産総合研究センター, 宮古栽培漁業部, 場長 (00426298)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2007年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 異体類 / ヒラメ / 左右非対称性 / Nodal経路 / pitx2 / 脳 / 変態 / 色素前駆細胞 / 発生 / ノダル経路 / 増養殖 / 形態異常 |
研究概要 |
異体類は、変態期に片方の眼が体の反対側に移動し、眼のある側に色素を形成することにより、体の左右非対称性を形成する。また左ヒラメと右カレイと言われるように、ヒラメとカレイ類では非対称性が左右逆である。本課題では、異体類の非対称性を制御する発生システムを研究し、以下の結果を得た。前脳が捻れを発生することにより顔面が非対称に変形し、それに伴って眼が移動する。内臓の左右非対称性を制御するノダル経路の最終的な左右決定実行遺伝子(pitx2)が、間脳上部左側で発現し非対称性を制御する。発現に異常が起こると、どちらの眼が移動するかランダムとなり、一部稚魚で正常と眼位が逆転する。左ヒラメと右カレイに分かれるのは、胚発生で視交叉の順がヒラメとカレイで左右逆に固定されていることが原因だと考えられる。
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