研究課題/領域番号 |
19380114
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
河邊 玲 長崎大学, 環東シナ海海洋環境資源研究センター, 准教授 (80380830)
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研究分担者 |
北川 貴士 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (50431804)
中田 英昭 長崎大学, 水産学部, 教授 (60114584)
石坂 丞二 長崎大学, 水産学部, 教授 (40304969)
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連携研究者 |
中田 英昭 長崎大学, 水産学部, 教授 (60114584)
石坂 丞二 名古屋大学, 地球水循環研究センター, 教授 (40304969)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2007年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | クロマグロ / 鉛直遊泳 / シイラ / データロガー / 漁場形成 / 水温構造 / 温暖化 / クロマグロ未成魚 / 地球温暖化 |
研究概要 |
海洋温暖化の進行下において、シイラ等の熱帯捕食魚類の温帯海域への出現が温帯性マグロ類の分布機構に及ぼす影響について調査した。アーカイバルタグから得られた遊泳記録から、クロマグロは東シナ海で、3月には混合層内を鉛直移動していたが、4月中旬以降に温度成層が発達すると表層混合層内に滞在しており、急激な温度変化を避けるために躍層下への潜行が阻まれたものと考えられた。温暖化の進行により冬季の気温が上昇すると海表面の冷却効果が弱まり、鉛直混合も弱まる。このように温度成層期が長期化すると予測されることから、鉛直方向のハビタットが縮小されるかもしれない。
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