研究課題/領域番号 |
19380126
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
野田 公夫 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (30156202)
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研究分担者 |
足立 泰紀 近畿福祉医療大学, 社会福祉学部, 教授 (30269922)
足立 芳宏 京都大学, 農学研究科, 准教授 (40283650)
伊藤 淳史 (00402826)
大田 伊久雄 愛媛大学, 農学部, 准教授 (00252495)
岡田 知弘 京都大学, 経済学研究科, 教授 (60177053)
坂根 嘉弘 広島大学, 社会科学研究科, 教授 (00183046)
白木沢 旭児 北海道大学, 文学研究科, 教授 (10206287)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2008年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2007年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 農林資源 / 農林資源開発 / 資源化 / 科学動員 / 農村開発 / 総力戦体制 / 農業史 / 戦時体制 / 人的資源 / 国土総合開発 / 総力戦 / 戦後改革 / 動員体制 / 水産資源 / 戦時経済 / 植民地開発 / 国土総合開発計画 |
研究概要 |
1930年代日本において、経済的価値を生み出す源として「資源」という言葉がクローズアップされたが、とくに戦争準備の過程に強く規定されたところに大きな特徴があった。農林業は持続性を犠牲にして戦争に総動員されるとともに、工業原料にめぐまれない日本では「あらゆる農産物の軍需資源化」という特異な事態をうんだ。これは、アメリカはもちろん、同じ敗戦国であるドイツとも異なる現象であり、当時の日本経済が巨大寡占企業を生み出しながら就業人口の半ばを農業が占める農業国家であるという奇形的構造をとっていたことの反映であると考えられる。
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