研究課題/領域番号 |
19380150
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
畜産学・草地学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 和雄 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (60091831)
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研究分担者 |
盧 尚建 東北大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (90322130)
鈴木 啓一 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (10344706)
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連携研究者 |
鈴木 啓一 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (10344706)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2009年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2007年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | GH / 遺伝子多型 / 黒毛和種牛 / 脂肪酸 / 枝肉成績 / GH遺伝子 / 血中ホルモン / 成長ホルモン / SREBP-1 / SCD / FASN / GH遺伝子多型 / 脂肪酸組成 / 内分泌機能 |
研究概要 |
黒毛和種牛における産肉性や肉質などの生産性とGH遺伝子多型との関連性を検討し、以下の結果を得た。(1)筋肉内脂肪蓄積に優れている黒毛和種牛はA、BおよびC型遺伝子を有していたが、ホルスタイン種や短角種牛のような大型で泌乳量の大きな品種の牛はAかB型遺伝子のみを有していた。(2)A型遺伝子を持つ黒毛和種牛では枝肉重量、増体量、ロース芯面積、皮下脂肪圧、BMSが大きかった。一方、C型遺伝子を持つ黒毛和種牛では、A型遺伝子を持つ牛よりも枝肉重量は小さかったが、筋肉内のオレイン酸などの不飽和脂肪酸濃度が高く、飽和脂肪酸濃度は低かった。(3)(C型ではなく)A型遺伝子をもつ牛では、不飽和および長鎖脂肪酸生成に関与する酵素であるSCDやFASN遺伝子のメッセンジャーRNA発現とより強い相関性を示した。(4)下垂体からのGH分泌はC型で最も小さかった。(5)黒毛和種牛のGH遺伝子多型の効果は、雄よりも雌で大きかった。
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