アポプトーシス抑制因子AIMの動脈硬化に関連する機能と作用機序の包括的な研究

• 研究課題/領域番号: 19390094
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 人類遺伝学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 宮崎 徹 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30396270)
• 研究分担者: 新井 郷子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (60422276)
• 連携研究者: 新井 郷子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (60422276)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円); 2008年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2007年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
• キーワード: 動脈硬化 / マクロファージ / アポトーシス

研究概要

AIM に結合するタンパク質の候補が複数得られた。
ヒト血中AIM 濃度測定系(ELISA 法)を確立した。これにより、動脈硬化あるいは大動脈瘤や脳心臓血管障害など動脈硬化を基盤とする疾患や、他のメタボリックシンドロームと血中AIM 濃度の関連性、もしくは疾患の進行度と血中AIM 濃度の関連性を解析することが可能となった。
適時不活性化が可能なAIM コンディショナルノックアウトマウスのターゲティングベクターの構築を行った。

研究成果

• [雑誌論文] The death effector domain-containing DEDD supports S6K1 activity via preventing Cdk1-dependent inhibitory phosphorylation (2009)
  • 著者名/発表者名: Kurabe, N., Arai, S., Nishijima, A., Kubota, N., Suizu, F., Mori, M., Kurokawa, J., Kondo-Miyazaki, M., Ide, T., Murakami, K., Miyake, K., Ueki, K., Koga, K., Yatomi, Y., Tashiro, F., Noguchi, M., Kadowaki, T., Miyazaki, T.
  • 雑誌名: J.Biol.Chem 284 ページ: 5050-5055
  • 査読あり
• [雑誌論文] DEDD による細胞周期と細胞サイズの調節 (2009)
  • 著者名/発表者名: 倉部誠也, 新井郷子, 宮崎徹
  • 雑誌名: 生化学 81 ページ: 24-26
• [雑誌論文] The Death Effector Domain-containing DEDD Supports S6K1 Activity via Preventing Cdkl-dependent Inhibitory Phosphorylation (2009)
  • 著者名/発表者名: 倉部誠也、他
  • 雑誌名: The Journal of Biological Chemistry 284 ページ: 5050-5055
  • 査読あり
• [雑誌論文] マクロファージのアポトーシス制御による新しい動脈硬化治療の可能性 (2008)
  • 著者名/発表者名: 新井郷子, 宮崎徹
  • 雑誌名: 実験医学 26 ページ: 3030-3036
• [雑誌論文] Two distinct controls of mitotic Cdk1/cyclin B1 activity requisite for cell growth prior to cell division (2007)
  • 著者名/発表者名: Miyazaki, T. & Arai, S.
  • 雑誌名: Cell Cycle 6 ページ: 1419-1425
  • 査読あり
• [雑誌論文] Two distinct controls of mitotic Cdk1/cyclin Bl activity requisite for cellgrowth prior to cell division (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎 徹
  • 雑誌名: Cell Cycle 6 ページ: 1419-1425
  • 査読あり
• [学会発表] メタボリックシンドロームの新しい分子メカニズム (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: Metabolic Hypertension Conference
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2008-12-13
• [学会発表] メタボリックシンドロームの新しい分子メカニズム (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: Metabolic Hypertension Conference
  • 発表場所: ザ・リッツ・カールトン大阪
  • 年月日: 2008-12-13
• [学会発表] メタボリックシンドロームと2型糖尿病の病態解析と新しい治療法の開発 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: 第12回Molecular Cardiovascular Conference
  • 発表場所: キロロ
  • 年月日: 2008-09-06
• [学会発表] メタボリックシンドロームと2型糖尿病の病態解析と新しい治療法の開発 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: 第12回Molecular Cardiovascular Conference
  • 発表場所: キロロ"ホテルピアノ"
  • 年月日: 2008-09-06
• [学会発表] AIM とDEDD によるメタボリックシンドロームの新しい分子メカニズム (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: 日本動物科学技術2008大会
  • 発表場所: 仙台国際センター
  • 年月日: 2008-05-16
• [学会発表] AIMとDEDDによるメタボリックシンドロームの新しい分子メカニズム (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: 日本実験動物科学技術2008大会
  • 発表場所: 仙台国際センター
  • 年月日: 2008-05-16
• [学会発表] アポトーシス抑制因子AIMの機能抑制による動脈硬化の新しい治療法開発を目指して(Apoptosis Inhibitor of Macrophage) (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2007-12-12
• [学会発表] アポトーシス抑制因子AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophages)の機能制卸による動脈硬化の新しい治療法開発を目指して (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎 徹
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2007-12-12
• [学会発表] アポトーシス抑制因子AIMの機能抑制による動脈硬化の新しい治療法開発を目指して(Apoptosis Inhibitor of Macrophage) (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎 徹
  • 学会等名: 第24回日本疾患モデル学会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2007-09-01
• [学会発表] アポトーシス抑制因子AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophages)の機能抑制による動脈硬化の新しい治療法開発を目指して (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎 徹
  • 学会等名: 第24回口本疾患モデル学会総会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2007-09-01
• [学会発表] アポトーシス抑制因子AIMの機能抑制による動脈硬化の新しい治療法開発を目指して(Apoptosis Inhibitor of Macrophage) (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: 日本アポトーシス研究会
  • 発表場所: 東邦大学
  • 年月日: 2007-08-04
• [学会発表] アポトーシス抑制因子AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophages)の機能抑制による動脈硬化の新しい治療法開発を目指して (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎 徹
  • 学会等名: 日本アポトーシス研究会
  • 発表場所: 東邦大学
  • 年月日: 2007-08-04
• [学会発表] 動脈硬化とマクロファージのアポトーシス (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮崎徹
  • 学会等名: 第80回日本内分泌学会学術総会
  • 発表場所: 東京国際フォーラム
  • 年月日: 2007-06-15
• [図書] 実験医学12月号 vol.26 No,19 (2008)
  • 著者名/発表者名: 新井郷子、宮崎徹
  • 出版者: 羊土社