研究課題/領域番号 |
19390098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中沼 安二 金沢大学, 医学系, 教授 (10115256)
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研究分担者 |
佐々木 素子 金沢大学, 医学系研究科, 准教授 (70225895)
原田 憲一 金沢大学, 医学系研究科, 准教授 (30283112)
佐藤 保則 金沢大学, 医学系研究科, 講師 (30324073)
太田 哲生 金沢大学, 医学系研究科, 教授 (40194170)
全 陽 金沢大学, 医学部附属病院, 准教授 (90377416)
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連携研究者 |
佐々木 素子 金沢大学, 医学系, 准教授 (70225895)
原田 憲一 金沢大学, 医学系, 准教授 (30283112)
佐藤 保則 金沢大学, 医学系, 講師 (30324073)
太田 哲生 金沢大学, 医学系, 教授 (40194170)
全 陽 金沢大学, 附属病院, 准教授 (90377416)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 胆管系 / 膵腫瘍 / 管腔内乳頭状腫瘍 / 胆管癌 / 上皮内腫瘍 / 乳頭状腫瘍 / 粘液癌 / 通常型胆管癌 / 癌 / 遺伝子 / 臨床 / 病理学 / 細胞・組織 / 胆管上皮 / 粘液産生 / 表現型 / 膵管腫瘍 / 襄胞腫瘍 / 浸潤 / 嚢胞腫瘍 |
研究概要 |
今同の研究により、以下の研究成果を上げることが出来た。(1)IPNBの画像、形態、組織像を検討し、IPNBは膵のIPMNの主膵管型に相当することを明らかにした。(2)IPNBの表現型として、膵胆管型、好酸型、腸型、胃型があり、各々で特徴的な分子の発現パターンおよび臨床病理画像を明らかにした。(3)IPNB発生・進展に関する分子、遺伝子異常を解析し、P53やp16(INK4a)がその発生に、MMP7の発現がその進展、予後に関連することを明らかにした。これらの研究成果を米国肝臓学会誌Hepatologyなどの欧米の一流紙に掲載した。(4)IPNBに関する主題は胆道学会、消化器病学会などの学会で複数同取り上げられ、さらに"肝胆膵"や"胆道"などの専門誌でも特集あるいは特別企画として取り上げられ、IPNBは胆道学では1つのトピックスとなり、大きく研究が展開した。(5)現在、WHOのblue book series(界で最も権威のある腫瘍病理の単行本)の改訂が行われており、胆管系腫瘍(研究代表者中沼が責任編集者)でも、我々が提唱したIPNBと肝胆の粘液産生嚢胞性腫瘍の概念が認められつつある。(6)IPNBに関する研究は国内外で大きな展開を見せており、この基盤研究Bの本来の目的は達成された。
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