研究課題/領域番号 |
19390167
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
矢野 栄二 帝京大学, 医学部, 教授 (50114690)
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研究分担者 |
神山 宣彦 東洋大学, 経済学部, 教授 (80133643)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2007年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 発がん / 石綿 / 喫煙 / コホート内症例対照研究 / アンフィーボール / リソタイル / 悪性中皮腫 / 相乗作用 / クリソタイル / アンフィボール / 曝露評価 / 量反応関係 / コホート研究 / 患者対照研究 |
研究概要 |
中国の石綿工場で41例の男性肺がんについてコホート内症例対照研究を行い、非喫煙石綿高曝露労働者の肺がんは5倍に増えたが、低曝露の喫煙者では3倍であった。しかしそれは石綿高曝露の喫煙者では10倍以上で、石綿曝露と喫煙は相乗的に肺がんを発生させると考えられた。また同工場で悪性中皮腫を発症した労働者の肺組織中には、原料のクリソタイルはほとんどなく、ごく微量しかないはずのトレモライトが大量に見られ、作業環境と肺組織中の繊維種転換機序が考えられた。
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