研究課題/領域番号 |
19390240
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
漆谷 真 滋賀医科大学, 分子神経科学研究センター, 准教授 (60332326)
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研究分担者 |
高橋 良輔 京都大学, 医学研究科, 教授 (90216771)
舘野 美奈子 国立精神神経センター, 神経研究所, 室長 (50332325)
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連携研究者 |
高橋 良輔 京都大学, 医学部, 教授 (90216771)
舘野 美成子 国立精神神経センター, 神経研究所, 室長 (50332325)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2008年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2007年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 神経病態生化学 / 筋萎縮性側索硬化症 / ワクチン / 抗体療法 / 免疫療法 / ミクログリア / 運動ニューロン死 / ハイブリドーマ / superoxide dismutase 1(SOD1) / グリア細胞 |
研究概要 |
難治性神経変性疾患であるALSは原因不明で有効な治療法が存在しない。我々はスーパーオキシドジスムターゼ1(SOD1)の突然変異を有する家族性ALSのモデルマウスを用いてワクチン療法の改良と新規抗体療法の開発、ミクログリアがALS病態に及ぼす役割について検討した。その結果、野生型SOD1の金属非配位状態(アポ型)がワクチンとして有効であり、その投与によって脊髄病巣でインターロイキン4(IL4)の発現が増加し、炎症促進サイトカインであるtumor necrosis factor α(TNF)やinterferon gamma (IFNγ)の発現が抑制されることを明らかにした。さらに変異SOD1を特異的に認識するモノクローナル抗体の開発に成功し、そのALSモデルマウスへの髄腔内投与法の開発と進行抑制効果を確認した。また細胞外に分泌されたミクログリアがCD14を介して活性化され神経毒性を有することを明らかにした。ワクチンと抗体療法は、抗原の特化や抗体の分子変換によって今後さらに発展が見込まれる。
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