研究課題
基盤研究(B)
脳アミロイドイメージング(PIB-PET)の有用性を、心理検査および髄液バイオマーカー、および経時的観察にて検討した。小脳を基準とした皮質の平均値(MCDVR)の測定変動(CV)は5.22%、カットオフ値は1.3であった。PIB-PET結果は、認知症の髄液バイオマーカーおよびアポE遺伝子と有意な関連があり、アルツハイマー病(AD)の臨床評価に役立つ。ただし、観察期間が短期ではアミロイドの増加を確認するのは困難であり、また、臨床的にADと診断されるもアミロイド蓄積が証明できない症例も一部存在する。
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