研究課題/領域番号 |
19390346
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田中 真二 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 准教授 (30253420)
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研究分担者 |
有井 滋樹 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (50151171)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2007年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 肝臓外科学 / 血管新生 / 血管侵襲 / 肝癌 / 再発 / Aurora B kinase / 前臨床試験 / histon H3 / アポトーシス / Angiopoietin / Tie2 / cDNA microarray / CGH array / Aurora Kinase / microRNA microarray |
研究概要 |
癌血管異常(血管新生、血管侵襲)のオミックス解析により、分子標的治療への応用を試みた。 (1)血管新生バターンのin situ画像解析と網羅的遺伝子解析による分子標的の同定術中造影超音波のin situ画像解析を行い、肝癌の血管新生パターンが癌分化度と相関することを見出した。網羅的遺伝子解析により、進行した血管新生像とAngiopoietin-2発現に有意な相関を認めた。肝癌モデルにより、抗Angiopoietin-2ペプチドの有効性を証明した。 (2)血管侵襲性再発の網羅的発現解析と分子標的治療への展開肝癌は血管新生に伴い、血管侵襲能を獲得し再発を惹起する。血管侵襲性肝癌の網羅的遺伝子解析の結果、Aurora Bネットワークの異常亢進を同定した。肝癌の前臨床試験によりAurora B阻害剤の顕著な有効性を証明した。
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