研究課題/領域番号 |
19390379
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
栗栖 薫 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (70201473)
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研究分担者 |
杉山 一彦 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (30243554)
濱 聖司 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 研究員 (40397980)
松浦 伸也 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (90274133)
泉 秀樹 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (10397987)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | 悪性グリオーマ / 中心体 / 放射線感受性 / Survivin / 染色体不安定性 / 腫瘍幹細胞 / p27 / malignant glioma / centrosome / chromosome instability / mitotic cell death / p53 / p16 / radiosensitivity / survivin / グリオーマ / タイムラプス観察 |
研究概要 |
ヒト悪性グリオーマ培養細胞を使い、染色体不安定性(中心体過剰複製)とSurvivinが放射線感受性に及ぼす影響を調べた。p53変異U251MG細胞はSurvivinの発現を抑制すると速やかに中心体が過剰複製されて放射線感受性が高まるが、p53野生型D54MG培養細胞は、Survivinの発現抑制後しばらくして中心体過剰複製が始まって放射線感受性が高まった。いずれの細胞もアポトーシスでは無い分裂期崩壊による細胞死が引き起こされた。臨床面でも、Survivinの細胞内局在が悪性グリオーマの治療予後に関与することを示し、染色体不安定性やSurvivinは、グリオーマ治療の重要な因子と考えられた。
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