研究課題/領域番号 |
19390460
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
松本 直也 大阪大学, 医学部・附属病院, 助教 (50359808)
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研究分担者 |
杉本 壽 大阪大学, 医学系研究科, 名誉教授 (90127241)
鍬方 安行 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (50273678)
小倉 裕司 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (70301265)
塩崎 忠彦 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60278687)
田崎 修 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90346221)
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連携研究者 |
井出 千束 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (70010080)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2007年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 脈絡叢 / 脳脊髄液 / 細胞移植 / 脳梗塞 / 神経保護 / 神経再生 / 成長因子 / 上衣細胞 / 神経幹細胞 / 低酸素侵襲 / ラット / 転写因子 / 遺伝子導入 / 脳虚血損傷 / 分化誘導 |
研究概要 |
培養して増殖させた脈絡叢上衣細胞を,ラット脳梗塞モデルに脳脊髄液内投与をすると,脳梗塞巣の進展が抑制されることを証明した。この機序に,抗炎症作用,抗アポトーシス作用,抗酸化作用が関与していることが明らかとなった。脈絡叢上衣細胞から様々な神経栄養・成長因子が脳脊髄液内に放出され,脳虚血損傷修復に関与しているものと考えられた。また,脈絡叢上衣細胞移植により神経幹細胞が賦活化され,ニューロンへの分化を促進していることがわかった。培養系の実験により,低酸素侵襲そのものが,脈絡叢上衣細胞の持つ脳保護・再生促進作用を引き出すことが示唆された。
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