研究課題/領域番号 |
19390482
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
林 美加子 大阪大学, 歯学部・附属病院, 講師 (40271027)
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研究分担者 |
岩見 行晃 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (90303982)
菅田 淳 広島大学, 工学(系)研究科, 教授 (60162913)
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連携研究者 |
菅田 淳 広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60162913)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2007年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 保存修復学 / 象牙質 / 機械的強度 / 破折 / コラーゲン / 顕微赤外分光分析 / 分子間架橋 / 高速液体クロマトグラフィー / 歯学 / ナノインデンテーション / エックス線回折 / 顕微ラマン分光分析 / 機械材料・材料力学 / 破面観察 |
研究概要 |
歯の破折に対する防止策を探求することを目的として,加熱による象牙質の強化効果を検索した.その結果,象牙質を110-140℃で10分加熱すると,異方性を示しながら機械的強度が有意に増加し,加熱は象牙質の強化に有効であることが分かった.そして,加熱による象牙質の強化メカニズムは,コラーゲンの分子間距離が収縮してネットワークが緻密になることで象牙質が構造体として強化されるためであることが明らかとなった.
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