研究課題/領域番号 |
19390513
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
春日井 昇平 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (70161049)
|
研究分担者 |
近藤 尚知 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 助教 (70343150)
黒田 真司 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 助教 (50323689)
小田 茂 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (70160869)
朝日奈 泉 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30221039)
松田 聡 兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (40316047)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2008年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2007年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
|
キーワード | 骨補填材 / ハイドロキシアパタイト / TCP / シンバスタチン / 骨 / 骨再生 / 骨造成 / 再生 / α-TCP / スタチン / BMP |
研究概要 |
様々な形状の吸収性あるいは非吸収性の材料が骨補填材として使用されている。しかし、現在においても自家骨移植が骨造成のゴールドスタンダードである。現在入手可能な骨補填材は骨再生の足場として機能して骨伝導性を示すが、骨形成を促進しない。本研究プロジェクトの目的は、骨と置換し、骨形成を促進し、自家骨に代わることができる骨補填材を開発することである。最初に、直径約15μmの線維性のハイドロキシアパタイト(HA)材料を開発し、動物実験においてこの材料が骨再生を阻害すること無く、骨と置換することを明らかにした。次に、骨と置換する材料であるα-TCPにコレステロール合成阻害薬であるシンバスタチンを添加した骨補填材を開発した。この骨補填材は骨形成を促進し骨と置換することを動物実験で明らかにし、ヒトでの臨床試験においてこの骨補填材の有効性と安全性を確認した。本研究で開発した2つの骨補填材は、現在臨床で使用されている骨補填材に比較して、歯科領域で使用する骨補填材として有用であると考えられる。
|