研究課題
基盤研究(B)
研究1:比較群無し準実験研究を行い、参加者男性9人は全員が歩行やストレッチなどの運動習慣を確立でき、その結果、研究終了時(6ヶ月時)の内臓脂肪断面積・体脂肪量・体重と1年後の体重について改善した。更なる効果を出すには骨格筋を鍛える目的で、レジスタンス運動の実施が必要である。個別支援を実施した結果、参加者が陥りやすい運動バリアや運動習慣開始によって起こった行動変容が明らかになった。研究2:無作為割り当て実験介入研究を実施した。実験群16人への介入は、運動と食行動に関する質問紙(本研究で開発)への回答結果をもとに、具体的な目標の立案、セルフモニタリング、テーラーメイドな健康相談、集団運動・身体測定・電話による支援をした。統制群16人には、従来通りの健康相談と集団運動を実施した。ゴールは、6カ月後の効果的な体脂肪・内臓脂肪・BMIの減少と筋肉率上昇、運動習慣の獲得とした。研究期間は2009年10月~2010年8月だった。所属の倫理委員会の承諾を得て実施した。結果:終了まで研究参加できたのは両群13人ずつであった。身体測定結果では、両群に統計的有意差は見られなかった。しかし、研究1ヶ月後1時間の面接とセルフモニタリングを総合し評価した結果では、テーラーメイドな介入をした実験群は12人、従来介入をした統制群では4人が目標を到達した。実験群に目標達成者が多かった理由は、簡単で面倒でない運動方法を学んで、運動習慣を獲得できたためであった。両群とも開始時からすでに強い健康信念を持つものは運動を継続していた。
すべて 2010 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (22件) (うち査読あり 17件) 学会発表 (47件)
近大姫路大学看護学部紀要 Vol.2
ページ: 41-47
日本予防医学会誌 (in press)
平成17-19年度科学研究補助金基盤研究(A)研究成果報告書,「まちの保健室」のEvidence-based実践への後方支援のネットワークの形成
ページ: 155-170
40017253611
ページ: 186-199
兵庫県立大学地域ケア開発研究所研究活動報告集 VOl.3
ページ: 87-96
日本予防医学会雑誌 4(2)
ページ: 9-14
兵庫県立大学看護学部・地域ケア開発研究所紀要 16
ページ: 39-49
40016600608
ページ: 111-119
40016600613
Diabetes Research and Clinical Practice 80
ページ: 56-62
平成17-19年度科学研究補助金基盤研究(A)研究成果報告書,「まちの保健室」の Evidence-based 実践への後方支援のネットワークの形成
兵庫県立大学地域ケア開発研究所研究活動報告集 3
ページ: 103-104
Experimantal Diabetes Research 2009
Journal of Occupational Health 10
ページ: 66-73
Journal of clinical biochemistry and nurtrition 44
ページ: 185-195
兵庫県立大学看護学部・地域ケア開発研究所 紀要 16
肥満と糖尿病 8
ページ: 68-69
Diabetes research and Diabetes Practice 8(1)