研究課題/領域番号 |
19401031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 札幌学院大学 |
研究代表者 |
鶴丸 俊明 札幌学院大学, 人文学部, 准教授 (50188645)
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研究分担者 |
安蒜 政雄 明治大学, 文学部, 教授 (00183153)
高倉 純 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教 (30344534)
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連携研究者 |
安蒜 政雄 明治大学, 文学部, 教授 (00183153)
高倉 純 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教 (30344534)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 旧石器 / モンゴル / 石器製作技術 / ルバロワ技法 / 石刃技法 / 馬歯 / 駝鳥の卵殻 / バヤンゴル1遺跡 / シャポー・ド・ジャンダルム / 動物骨 / ダチョウの卵殻 / 考古学 / 旧石器時代 / 北アジア |
研究概要 |
標記の研究課題を達成するために、モンゴル国において後期旧石器時代初頭から中期旧石器時代末期に該当する可能性のある遺跡を追い求めて、広大な地域の遺跡分布調査と数遺跡の試掘を実施した。その結果、同国中北部において、明らかに両時期にまたがる時代の遺跡を確認し、最終年度に本調査を実施した。試掘時・本調査時の発掘では、中期と後期それぞれに特徴的な技術が供伴するとともに、馬の歯、げっ歯類の顎骨を含む多数の骨、大型哺乳類の骨、駝鳥の卵殻等が発見された。ただし、発掘地点は急峻な崖面を含む3m弱の深さを持つことから、発掘面積は限定的にならざるを得なかった。しかし、この発見は、北アジアや東アジアの後期旧石器時代の成立過程を考える上で、貴重な資料となるだろう。
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