研究課題/領域番号 |
19401039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
三浦 敦 埼玉大学, 教養学部, 教授 (60261872)
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研究分担者 |
小林 孝広 早稲田大学, 人間科学学術院 (50386653)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2007年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 生計戦略 / 交渉 / 協同組合 / インド的権力観念 / 占有 / フィリピン / プルードン / 資源利用 / 世帯生計戦略 / 社会的格差 / 貧困削減 / マイクロファイナンス / 漁業 / 小商い |
研究概要 |
フィリピンの農漁民の生計戦略においてはリスク分散が重要となっているが、そのためのシステムは実は植民地化以前からの海域東南アジアの社会システムに由来するものであり、その根底には「インド的権力観念」がある。植民地化以前の社会ではこうしたシステムが人々のリスク分散に大きな役割を果たしていた。しかし近代化により流入してきた資本主義システムは、彼らのリスクをかえって拡大し、貧富の差の固定化に貢献している。
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