研究課題/領域番号 |
19402031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
濱下 武志 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (90126368)
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研究分担者 |
小泉 順子 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (70234672)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 経済史 / 華僑送金 / 中国廟 / バンコク / 潮州 |
研究概要 |
(1)華僑の本国送金は、これまでの経済史研究においては家計補助もしくは貿易決済手段として主に議論されてきた。これに対して、資金が非市場的な目的をもって移動することをバンコクならびに潮洲において送金資料の調査、両地の各種社会活動の調査を行うことにより、華僑送金の社会的・地域的な機能の重要性を数量的にも確認した。また、(2)移民先社会における会館ならびに宗祠の役割は、単に移民元の地域結合を移転させたというものではなく、むしろ移民先における新たな地域コミュニティの形成と運営に重要な役割を果たしていたという内実を明らかにし、非市場的組織の果した地域経済の中の役割の重要性を改めて強調できた。
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