研究課題/領域番号 |
19402034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
石井 健一 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (90193250)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 中国 / 文化政策 / ポピュラー文化 / アニメ / 情報統制 / 価値観 / インターネット / アニメーション / 情報規制 / ナショナリズム意識 / 社会調査 / ソフトパワー / メディア / ナショナリズム / ライフスタイル / 欧米化 |
研究概要 |
中国のアニメ国産化政策下におけるアニメの視聴実態を解明するため、アンケート調査を広州市と上海市で実施した。調査結果によると、依然として日本アニメを好む者が多数であり、多くはインターネット(海賊版)で接触していた。中国アニメは、子供向けを除くと人気が低かった。アニメの好みは、年齢および愛国心強さと関係があった。アニメ視聴者やインターネット利用者は情報規制に対して否定的な傾向があったが、日本アニメの好みは親日的な態度とは結びついていなかった。また、日本アニメが日本製品のポジティブなイメージを高めるという、「ソフトパワー論」が想定する方向の効果は支持されなかった。
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