研究課題/領域番号 |
19405011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
後藤 晃 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (30111165)
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研究分担者 |
酒井 治己 独立行政法人水産大学校, 生物生産学科, 教授 (80399659)
岩田 明久 京都大学, 大学院・アジアアフリカ地域研究研究科, 准教授 (20303878)
井口 恵一朗 独立行政法人水産総合研究センター, 中央水産研究所, 主任研究員 (00371865)
渡辺 勝敏 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (00324955)
山本 祥一郎 独立行政法人水産総合研究センター, 中央水産研究所, 主任研究員 (20392897)
山崎 裕治 富山大学, 大学院・理工学研究部, 准教授 (30332654)
高橋 洋 独立行政法人水産大学校, 生物生産学科, 助教 (90399650)
森 誠一 岐阜経済大学, 地域連携推進センター, 教授 (50308657)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2007年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 東ユーラシア / 淡水魚類 / 種多様性起源 / 系統地理パタン / 多層的アプローチ / 種分化 / 生活史進化 / 魚類相形成史 / 系統地理パターン / 国際研究者交流 / 生物多様性 / 系統地理 / 起源 / 種分化メカニズム |
研究概要 |
東ユーラシアの河川に生息する淡水魚類の集団遺伝構造および系統地理パタンを主にmtDNAによって解析した結果、1)カワヤツメ属、フナ属、フクドジョウ、トミヨ属、カジカ属に幾つかの隠蔽種が認められ、この地域の淡水魚類は既往より種多様性に富むことが明らかになった。また、2)シベリアにおいては、カワヤツメ属、アメマス、トミヨ属3系統などは更新世後期や後氷期に主要河川で種内分化したのに対して、フクドジョウ、Cottus poecilopus、C.sibiricusなどは主要河川ごとに長期間隔離され、更新世前・中期に種内分化して周辺水系に分散したグループであることが解明され、そこでの淡水魚類相は多時的に形成されたと推察された。
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