研究課題/領域番号 |
19405012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊藤 元己 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00193524)
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研究分担者 |
吉武 啓 (独)農業環境技術研究所, 農業環境インベントリーセンター, 研究員 (50517662)
坂山 俊英 (坂山 英俊) 神戸大学, 大学院・理学研究科, 講師 (60391108)
紙谷 聡志 九州大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (80274520)
藤井 伸二 人間環境大学, 人間環境学部, 准教授 (40228945)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2007年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 生物間相互作用 / ゴンドワナ / ナンキョクブナ / 進化 |
研究概要 |
本研究では、南半球に隔離分布するナンキョクブナ属植物について、それを利用する昆虫類の系統関係を比較した。その結果、1)ナンキョクブナを利用するゾウムシ類は、南米大陸とオセアニアのそれぞれの地域で、またオセアニアではオーストラリアとニュージーランドで独立に利用する群が生じてきたと考えられる。また両群の多様性に関しては、南米では、オセアニアに比べて種の多様性が低かった。2)チョウ目昆虫では、オセアニア地域と南米で近縁なナンキョクブナ属植物では、同属の蛾類が利用しており、大陸間の移動が起こっていると推定された。
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