研究課題/領域番号 |
19405039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小林 哲夫 九州大学, 大学院・農学研究院, 学術特任教員 (20032576)
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研究分担者 |
森 牧人 高知大学, 農学部, 准教授 (60325496)
長 裕幸 佐賀大学, 農学部, 教授 (90136599)
荒木 卓哉 愛媛大学, 農学部, 准教授 (10363326)
安武 大輔 高知大学, 農学部, 准教授 (90516113)
北野 雅治 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (30153109)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2008年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2007年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 塩類化 / ソーダ質化 / 灌漑畑 / EC / リーチング / クリーニングクロップ / 黄河 / NFTベッド / 塩類集積 / 灌漑農業 / 黄土高原 / 塩水泉 / 畑地灌漑 / 排水井戸 |
研究概要 |
半乾燥地の黄河上流域(甘粛,中国)に実験圃場を設置し,また日本における室内実験を併用して,二種類の塩類化土壌の改良技術,すなわち灌漑畑地の塩類化プロットから塩類を除去する有効な技術として著者によって提案されたPSW-Well法と,土壌からの塩類吸収能力が高い作物(クリーニングクロップ)の栽培に基づく生物学的改良法,についての実験を行った.その結果,両方法が有効に機能するための必要条件が示された: (1)PSW-Well法は,流域内の帯水層系が均質で,宙水面が発達しないことが有効に機能するための必要条件である. (2)クリーニングクロップは,塩類をよく吸収するだけでなく,水要求度が低いことが必要である.
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