研究課題/領域番号 |
19405045
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中村 徹 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (60015881)
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研究分担者 |
田村 憲司 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (70211373)
上條 隆志 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (10301079)
上條 隆志 筑波大学, 大学院・生命環科学研究科, 講師 (10701039)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2007年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | ステップ / 植生 / ユーラシア / 生物多様性 / 沙漠化 / 保全 / モンゴル西部 / ユーラシアステップ / 典型草原 / 荒漠草原 / 人為圧 / 生態系 / 中央アジア / バイオマス / 土壌調査 |
研究概要 |
ユーラシアステップの中央に位置するアルタイ山脈・天山山脈を境に、東と西とでステップの植物相、植生、植生構造、土壌が大きく異なることが明らかとなり、その詳細について調査した.そのため、カザフスタン、モンゴル中西部、中国新疆ウイグル自治区、モンゴル西部に調査地を求め、それぞれの調査を行った.植物相調査では、科レベル、属レベルで、東西の違いを明らかにした.植生調査では、種組成を基に、6植生単位に区分できた.この中には、東ステップのみに分布する群落、西部にのみ分布する群落、両方に分布する群落がある.現存量調査の結果、気候的に厳しいモンゴル東部と新疆ウイグルでは現存量がほかに比べて低い結果となった.乾燥がきついなどの気候条件のところでは、人間の過利用を控えなければならない.土壌調査の結果、ステップ中央部周辺の土壌は、チェルノーゼム、カスタノーゼム、カルシソルに分類された。チェルノーゼムはカザフスタンのみに、カスタノーゼムは広い地域に分布し、カスタノーゼムは乾燥の厳しい新疆ウイグルとモンゴル中西部・西部に分布することが明らかとなった.
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