研究課題/領域番号 |
19406004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高野 幹久 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (20211336)
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研究分担者 |
永井 純也 広島大学, 大学院・歯薬学総合研究科, 准教授 (20301301)
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連携研究者 |
永井 純也 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (20301301)
湯元 良子 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (70379915)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | タイ国伝承医薬 / 抗がん作用 / HepG2細胞 / パクリタキセル耐性 / 二糖類分解酵素 / 血糖値上昇抑制 / P-糖タンパク質 / キョウチクトウ科植物 / ツクバネカズラ科植物 / 抗がん薬 / 抗糖尿病薬 / 薬物トランスポーター / 培養がん細胞 / MRP / P-gp / 多剤耐性 |
研究概要 |
タイ国では、いわゆる伝承療法において、様々な天然植物が医療や健康増進に利用されている。そこでタイ国にて現地の研究者から、伝承医薬の情報とともに、天然植物試料を収集し、抗がん作用を中心に効果の科学的解明を試みた。その結果、がん細胞をある種のタイ植物抽出物と抗がん剤で同時に処理すると、がん細胞への抗がん剤の取り込みが上昇し、抗がん剤の効果が著しく増強されることが明らかとなった。また、ある種のタイ植物は、抗がん剤に耐性を示すがん細胞に対しても、単独で強力な抗がん作用を示すことが判明した。これらの研究を進めることで、がん治療に新たな道が開かれることが期待される。
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