連携研究者 |
柴原 純二 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60334380)
森川 鉄平 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (80451772)
太田 聡 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (90324342)
後藤 明輝 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (90317090)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2008年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2007年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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研究概要 |
SV40の腫瘍ウイルスとしての意義を解明するため,日本,韓国,台湾における悪性中皮腫,髄膜腫症例を対象にSV40-DNAの存在をPCR法によって検討した.悪性中皮腫では,PQ,SV,NKフラグメントは日本35症例中7,0,0症例に検出された.韓国4,台湾5症例ではすべて陰性であった.髄膜腫では,PCR増幅が安定しているNK断片で検討した場合,検出率は日本3.1%(5/159),韓国2.5%(6/244)であった.日本,韓国,台湾における中皮腫におけるSV40の関与は共通して乏しいが,髄膜腫については日本,韓国ともに低頻度ではあるが関与の可能性があり,分子疫学的検討がさらに必要である.
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