研究課題/領域番号 |
19500305
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 国立精神・神経センター |
研究代表者 |
桃井 隆 国立精神・神経センター, 神経研究所・疾病研究第5部, 室長 (40143507)
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研究分担者 |
藤田 恵理子 国立精神・神経センター, 神経研究所・疾病第5部, 流動研究員 (20291651)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | Cadm1 / 自閉症 / シナプス / RA175 / SynCAM1 / 接着蛋白 / Neuroligin / Par-3 / SynGAM1 |
研究概要 |
シナプス接着蛋白RA175/SynCAM(Cadm1)はシナプス前膜、後膜への選択的に小胞輸送される。シナプス機能に関連した複合体の形成とその分子機構の解明を目的とし、RA175/SynCAM(Cadm1)のC末端のPDZ結合領域で結合する蛋白を解析した。 1)ニュ-ロリギンと異なり、RA175/SynCAM(Cadm1)はPSD95, Syntrophinとは結合せず、極性蛋白Par-3と結合した。 2)シナプス形成しない過剰なRA175/SynCAM(Cadm1)はADAMファミリーにより切断され、特異的なシナプス形成のみが維持された。 3)CADM1遺伝子変異を自閉症患者遺伝子に発見した。変異CADM1は著しく切断され、小胞体に停留し、細胞膜への輸送が阻害されることが自閉症の原因の一つである可能性が示唆された。
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