研究課題
基盤研究(C)
典型的な末梢神経変性症であるCharcot-Marie-Tooth(CMT)病はその病変組織により大きく2種類、1型CMT病と2型CMT病に分けられる。1型CMT病は末梢グリアであるシュワン細胞に主たる病変がみられ、個人差はあるものの、シュワン細胞の分化形態であるミエリン(髄鞘)が壊れる。2型は末梢神経軸索そのものに病変がみられ、最終的には軸索退縮が起こる。本研究では、特に、四回膜貫通型蛋白であるPMP22を原因遺伝子としてもつ1A型CMT病に関与する病態シグナル伝達とその改善を目的としていた。その結果、神経栄養因子受容体やRhoファミリー低分子量GTP結合蛋白質などのいくつかの病態シグナル経路が明らかにされ、さらに新規遺伝子産物Dock7がこの経路に関与することを明らかにした。この後、この新規経路を手がかりとして、脱ミエリン病の治療に役立てたい。
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