研究課題/領域番号 |
19500352
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
|
研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
松山 清治 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (40209664)
|
連携研究者 |
石黒 雅敬 札幌医科大学, 医学部, 助教 (30404586)
佐々木 健史 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (20535562)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | 運動系神経生理学 / 歩行運動 / 脊髄損傷 / 機能回復 / ウサギ / 中枢歩行パターン発生機構 / 神経可塑性 / 除脳 |
研究概要 |
本研究では中枢部分損傷後の歩行機能回復の神経機序解明を目的とし、下部胸髄半切断を施した除脳ウサギ歩行標本を用いて解析を進めた。この結果、脊髄半切断急性期には脊髄健常側後肢のみに歩行運動が誘発されたが、半切約1週間後には両側後肢に誘発されることを見出した。脳幹-脊髄歩行神経機構における歩行駆動信号の伝達経路の同定や末梢感覚フィードバックの機能的役割に関する解析から、脊髄半切断後の歩行機能回復は、時間経過に伴って脳幹下行性系と脊髄神経機構に生じる可塑性変化による可能性が示唆された。
|