研究課題/領域番号 |
19500357
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
|
研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
栗原 敏 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (90057026)
|
研究分担者 |
本郷 賢一 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (00256447)
小武海 公明 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60360145)
佐々木 博之 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (60170693)
福田 紀男 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30301534)
森本 幸生 九州大学, 医学研究科, 准教授 (50202362)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 心筋 / トロポニンT / Ca^<2+>感受性 / アンギオテンシンII受容体 / Ca^<2+> / トロポニン / 細胞内Ca^<2+> / 筋小胞体 / Ca感受性 / 拡張型心筋症 / Caトランジェント / アンギオテンシンII / DCM / マウス / 細胞内Ca / Ca transient / レニン・アンギオテンシン系 / 心エコー / Ca 感受性 / 細胞内Ca2^<2+> / CaMKII |
研究概要 |
心筋変異トロポニンT(TnT)が拡張型心筋症の発症及び突然死を招来するメカニズムを細胞内Ca^<2+>調節障害との関係から調べた。変異TnTを導入した遺伝子改変マウスはヒトと同様の拡張型心筋症を発症し、生後まもなく突然死することが明らかになった。変異TnT導入マウス心筋では収縮障害と細胞内Ca^<2+>調節障害が起こり、Ca^<2+>感受性が低下した。アンギオテンシンII受容体阻害薬(ARB)は、突然死率を低下させ心機能を改善したが、Ca^<2+>感受性は改善されなかった。ARBは心筋組織の線維化と心電図異常を改善し、これらが突然死率の低下と心機能の改善に重要な役割を果たしていることが考えられた。
|