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多様な環境化で長期間使用できるALS患者用操作スイッチの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19500472
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関新潟大学

研究代表者

林 豊彦  新潟大学, 自然科学系, 教授 (40126446)

研究分担者 中村 康雄  新潟大学, 自然科学系, 助教 (00323957)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード操作スイッチ / ALS / 反射型フォトセンサ / 運動機能障害 / 支援技術 / フォトセンサ
研究概要

2007年度では,反射型フォトセンサを用いたスイッチを試作し,まず指の動きを高感度に検出できるかどうかを検証した. 指の上下運動でコンピュータを操作する実験を行った結果, センサから指までの距離が3[mm]~8[mm]の範囲では, ほぼ100%の成功率で指の上下運動を検出できることがわかった. 2008年度では, 意識的なまばたきを安全かっ確実に検出できるように検出法を開発した. 提案した検出法の有効性を確認するために,コンピュータの操作実験を行った. その結果,スイッチが意図した通りに動作した割合"正反応率"は全被験者で平均91.6±0.92[%], スイッチが意図しない出力を発生させた割合"誤動作率"は平均1.2±0.83[%],正しく文字を入力できた割合"操作率"は平均97.9±1.65[%]であった. 正反応率が高く,かつ誤動作率が低かったことから, 提案した検出法は,意識的なまばたきを安定かっ確実に検出できることが明らかとなった.さらに操作率が平均97.9[%]と高かったことから, 本操作スイッチを用いれば, 意識的なまばたきにより正確に文字入力できることが実証された.

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 反射型フォトセンサを用いた汎用シングル・スイッチの操作性評価2008

    • 著者名/発表者名
      呉東麗, 林豊彦, 中村康雄, 若林佑子, 渡辺諭
    • 雑誌名

      電子情報通信学会・技術研究報告 BMN2007-123

      ページ: 73-76

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 反射型フォトセンサを用いた汎用シングル・スイッチの操作性評価2008

    • 著者名/発表者名
      呉 東麗, 林 豊彦, 中村康雄, ほか
    • 雑誌名

      電子情報通信学会・技術研究報告 BME2007-123

      ページ: 73-76

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 反射型フォトセンサ列を用いた汎用シングルスイッチVSN/1のまばたき検出法の改良2009

    • 著者名/発表者名
      矢島大輔, 林豊彦, 若林佑子, 渡辺諭, 阿部晃
    • 学会等名
      ライフサポート学会主催"人と福祉を支える技術フォーラム2009"
    • 発表場所
      東京電機大学神田キャンパス
    • 年月日
      2009-02-28
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 反射型フォトセンサ列を用いた汎用シングルスイッチVAN/1のまばたき検出法の改良2009

    • 著者名/発表者名
      矢島大輔, 林豊彦, 若林佑子, 渡辺諭, 阿部晃
    • 学会等名
      ライフサポート学会主催“人と福祉を支える技術フォーラム2009"
    • 発表場所
      東京電機大学(神田キャンパス)
    • 年月日
      2009-02-28
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 反射型フォトセンサを用いた汎用シングル・スイッチの操作性評価2008

    • 著者名/発表者名
      呉東麗, 林豊彦, 中村康雄, 若林佑子, 渡辺諭
    • 学会等名
      電子情報通信学会・MEとバイオサイバネティクス研究会
    • 発表場所
      玉川大学工学部
    • 年月日
      2008-03-14
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書 2007 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://atl.eng.niigata-u.ac.jp/

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書

URL: 

公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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