配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究概要 |
中学生のメンタルヘルスマネージメントの管理に利用可能な唾液バイオマーカーの探索を行うことを目的として,心身ストレス検査,唾液バイオマーカーの探索,心理教育の改善を行った。中学一年生70名を対象にし,唾液バイオマーカーを3週間にわたって経時的に検査したところ,生徒の心理的状態が唾液アミラーゼ(sAA)に反映されることが示された。心身ストレス検査をもとに唾液から分析可能なストレスマーカーを探索し,交感神経指標であるsAA,内分泌指標であるコルチゾール(sCORT),免疫指標である免疫グロブリン(sIgA)の3つに特定した。心身ストレス検査結果の重回帰分析をもとに,唾液ストレスマーカーを用いれば,不登校児童が重篤な精神状態に陥る前にスクリーニングできる可能性があることを示した。
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