研究課題/領域番号 |
19500493
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金久 博昭 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50161188)
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研究分担者 |
久保 啓太郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教 (70323459)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 幼児 / 小学生児童 / 身体活動量 / 身体活動水準 / 筋量 / 筋機能 / 運動能力 / 性差 / 幼児期 / 身体組成 / エネルギー消費量 / 加速度計 / ステップワイズ法 / 発育期 / 筋力 / 横断的研究 / 縦断的研究 / 日常生活中の歩行数 / 年齢変化 / 筋形状 / 筋間差 |
研究概要 |
本研究は、幼児および小学生児童における筋の量および機能、ならびに運動能力における性・年齢の影響を捉えると同時に、それらに日常生活中の身体活動の量および強度(水準)の要因がどのように関連するのかを明らかにすることを目的とした。研究の結果、1)幼児期から小学校期における筋量および筋力、並びにそれらの年齢変化に顕著な性差は認められないが、運動能力は、幼児期の段階において、すでに男児が女児より優れていること、2)運動能力の予測因子には男女児間で違いがみられ、それが運動能力に性差を生む要因の1つになっていること、3)筋量は、日常生活中の身体活動の量および水準よりも身体の自然発育の影響を強く受けているが、皮下脂肪量は、身体活動水準の影響を受け、幼児期から小学校期においては、身体活動水準の確保が肥満予防として重要であること、および4)運動能力は身体活動量よりも身体活動水準の影響を強く受け、日常生活中の身体活動として、通常歩行より強度の高い活発な動きの積極的な実施は、筋の機能的発達を促進することが示唆された。
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