研究課題/領域番号 |
19500650
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
杉井 潤子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (70280089)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 家族病理 / 高齢者虐待 / 介護 / ケア / 高齢者 / 虐待 |
研究概要 |
なぜ、高齢者が家族によって暴力を受け、虐待されるのであろうか。在宅家族介護事例分析を通して親子関係や夫婦関係において暴力や虐待を互いに甘受してしまう構造を明らかにした。その結果、高齢者虐待には以下の3つの暴力構造が指摘できる。(1)一生懸命の「よい介護」のなかで引き起こされる「逃げられない、逃げない」介護役割義務による暴力、(2)家庭という私的空間で起こる「許されるし、許す」密室での暴力、(3)家族という親密な関係のなかで引き起こされる「無意図的にしてしまうし、それを受け入れる」という愛情による暴力、である。
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