研究課題
基盤研究(C)
黒曜石石器の原産地を同定するために, 波長分散型電子プローブ分析装置を使って北海道産黒曜石ガラスの標準化学組成を確立した。石器として多産する白滝黒曜石の分布や年代・産状も調べ, 原産地が4種類に分かれることを明らかにした。北海道内4地域の遺跡の黒曜石石器割合から, 北方圏においては時代や流通ルートに関わらず白滝産が7割以上使われていたこと, さらにオホーツク海沿岸・日本海沿岸・内陸の3つの主要な黒曜石流通ルートがあった可能性を示した。
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