研究課題/領域番号 |
19500867
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松井 敏也 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (60306074)
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研究分担者 |
澤田 正昭 国士舘大学, 21世紀アジア学部, 教授 (20000490)
松田 典 東北芸術工科大学, 芸術学部, 教授 (70254836)
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連携研究者 |
沢田 正昭 国士舘大学, 21世紀アジア学部, 教授 (20000490)
松田 泰典 東北芸術工科大学, 芸術学部, 教授 (70254836)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 炭酸カルシウム / 暴露試験 / 形態分析 / 環境汚染物質 / 環境抑制 / 環境抑制装置 / ケミカル除去シート / ファンフィルタユニット / 曝露試験 / 形熊 / 博物館 |
研究概要 |
漆喰や炭酸カルシウム顔料の保存、修復における材質同定方法として顕微鏡観察法を用いて、その原材料である貝殻や石灰岩がもつ特有の形態から、歴史資料に利用された原材料の識別を試みた。劣化している歴史資料を調査するにあたって、それが置かれている環境から受ける影響を調査する必要があることから、大気、環境汚染物質、防カビ・防虫剤に曝された時の炭酸カルシウムの形態および物性の変化を確認した。炭酸カルシウムの原材料にはカキ、ハマグリ、石灰岩の粉末を実験に用いたが、カキは他の貝殻よりも脆いため、環境の影響を受けやすいことが明らかになった。
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