研究課題/領域番号 |
19500870
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
堀内 晶子 国際基督教大学, 教養学部, 上級准教授 (60052289)
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研究分担者 |
宮田 佳樹 名古屋大学, 年代測定総合研究センター, 研究員 (70413896)
遠部 慎 徳島大学, 埋蔵文化財調査室, 助教 (50450151)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 土器 / 製塩 / 化学分析 / ステロール / 塩化物イオン / 沖浦遺跡 / 製塩土器 / 脂質 / 塩 / 塩化物 / 考古学 / 塩化物イオン電極 / 実験製塩土器 / ガスクロマトグラフィー |
研究概要 |
塩は水溶性である為、古代土器には塩が残らないと考えられてきた。しかし、我々は水に溶け出さずに土器マトリックス内に強く保持されている塩化物イオン(Cl^-)が残留する事を明らかにし、フッ化物イオンと置換することによりCl^-を土器から抽出できる手法を実験製塩土器を使って確立することができた。また、この手法が古代製塩土器の同定に応用できることを示した。さらに、古代から行われていた製塩手法である素水法(単純に海水を加熱濃縮)と藻塩法(藻を使って作った灌水を濃縮)を識別する為に、海水中及び藻に生息する珪藻に含まれているステロール類を調べる事が有効であることを、実験製塩土器を用いて明らかにした。
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