研究課題/領域番号 |
19500872
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 |
研究代表者 |
北野 信彦 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター・伝統技術研究室, 室長 (90167370)
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研究分担者 |
窪寺 茂 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部・建造物研究室, 室長 (00393372)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 建築史・意匠 / 外観塗装材料 / 漆塗装 / 赤色顔料 / ベンガラ塗装 / 乾性油 / 桐油塗装(とうゆ塗り) / 明礬 / 文化財科学 / 漆塗料 / 銀閣寺 / 白土 / ベンガラ / 建造物 / 外観塗装 / 赤土ベンガラ / 手板サンプル / 木造建造物部材 / 海龍王寺五重小塔 / 島田神社本殿 / 三十三間堂 / 石山寺本堂 / 浅草寺二天門 / パイプ状ベンカラ / 元興寺五重小塔 / 浄瑠璃寺本堂 / 蓮華王院三十三間堂 / 創建期塗装 |
研究概要 |
建築文化財の外観塗装材料や色調は、建造物自体のイメージを大きく左右する。そのため、この基礎調査は塗装修理を行う際にも大切である。本研究では、(1)個々の建造物の外観塗装材料の性質や色相、変遷に関する調査を行った。その結果、多用されたベンガラ塗装や漆塗装では時と場所に応じた塗装材料の使い分けが行われていたことが明確になった。そして、伝統的材料や技法を生かした新塗料開発の可能性も手板作成などを通してわかってきた。
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