研究課題/領域番号 |
19510022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 気象庁気象研究所 |
研究代表者 |
財前 祐二 気象庁気象研究所, 環境・応用気象研究部, 主任研究官 (70354496)
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研究分担者 |
高橋 宙 気象庁気象研究所, 環境・応用気象研究部, 研究官 (80354497)
酒井 哲 気象庁気象研究所, 気象衛星・観測システム研究部, 研究官 (00377988)
皆巳 幸也 石川県立大学, 生物資源環境学部・環境科学科, 准教授 (90290080)
岡田 菊夫 気象庁気象研究所, 環境・応用気象研究部, 室長 (20111859)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 物質循環 / 黄砂 / エアロゾル / 光散乱 / 化学反応 / 吸湿特性 / 東アジア / 等圧法 / 電子顕微鏡 |
研究概要 |
2008年から2009年の春季に、石川県宝達山、福岡などにて黄砂粒子を採取し電子顕微鏡(TEM,SEM)を用いて分析した。内部混合した黄砂粒子の割合は、約23-93%であり黄砂イベント毎に大きな変化がみられた。変質の主因は大気汚染物質であることが示唆された。変質した黄砂粒子は、高湿度において、液滴に変化することがわかった。人工粒子を用いた化学反応実験から、鉱物中の炭酸カルシウムは二酸化イオウとは反応しにくく、主に気体硝酸との化学反応により水溶性成分が生成されることが示唆された。光散乱式パーティクルカウンター(OPC)とライダーによる測定から、黄砂の散乱光強度は非球形性に大きく影響されること、黄砂の偏光解消度は、粒径に依存することが示唆された。
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